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PRODUCT INFORMATION

 

 

 

 

WorkNC

Automatic CAD CAM for 2 to 5 axis


印刷用レイアウト

富士重工業株式会社様




WorkNCの導入で、荒加工データ作成時間が半減に!簡単操作で手間がかからずNCデータが作成でき、自動化も実現。


日本における主要な重工業メーカーの1つで、自動車「スバル」を中心とした輸送機器メーカーである富士重工業株式会社。自動車部門では水平対抗エンジン、シンメトリカルAWD、先進運転支援システムEyeSight、航空宇宙部門ではボーイング787の中央翼の開発・製造といった特徴のある革新的な技術と確かなモノづくりで、多くのお客様から支持されている。世界中への事業展開でさらなる成長を目指し、地域への社会貢献活動も積極的に行っている富士重工業を訪問しました。

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▲富士重工業株式会社 本工場


社名

:富士重工業株式会社

所在地

:群馬製作所(スバル自動車部門)本工場 群馬県太田市スバル町1-1
 本社 東京都新宿区西新宿1-7-2

設立

:1953年(昭和28年)7月15日

代表取締役社長

:吉永 泰之

事業内容

:【自動車】
 軽自動車、小型自動車、普通自動車ならびにその部品の製造、修理および販売
 【航空宇宙】
 航空機、宇宙関連機器ならびにその部品の製造、販売および修理
 【産業機器】
 発動機および発動機搭載機器、農業機械、林業機械、建設機械その他各種機械機具
 ならびにその部品の製造、修理および販売
 【エコテクノロジー】
 特殊車両、塵芥収集車、風力発電、清掃機器、搬送機器等の製造、販売および修理

主な製品

:LEGACY、EXIGA、FORESTER、IMPREZA、TREZIA、LUCRA、STELLA

URL

http://www.fhi.co.jp



はじめに

同社は、2011年度から2015年度までの5年間を対象とした中期経営計画のMotion-N(モーションファイブ)を掲げており、これまでどおり「お客様第一」を基軸におき、Confidence in Motion〜信頼と革新〜を行動指針として諸課題に取り組んでいる。

今回の訪問では、WorkNCが業務の自動化への取り組みにどのように有効活用されているのか。スバル自動車を製造する上で必要な金型(プレス・樹脂・ダイカスト金型)を設計製作しているスバル製造本部 群馬製作所 工機部 工機管理課 課長 千葉 芳巳氏、係長 高橋 篤氏、係長 河野 伊智朗氏、酒井 等氏にお話しを伺った。

image casestudy

▲課長 千葉氏(右奥)・係長 高橋氏(右前)・係長 河野氏(左前)・酒井氏(左奥)


WorkNC導入経緯

最初の導入テスト(EVA)は、1999年にさかのぼる。当初は1週間の貸出しでテストを行っていたため、見極めるには時間が足りず延長に延長を重ね、最終的には実加工までを試みた。長期的に導入テストを行った結果、有効的なCAMであると判断し、2001年に導入を決める。その後、2003年に樹脂金型用に増設。2004年にダイカスト金型用に増設。 2008年に同時5軸加工 Auto5を導入。

WorkNCの導入を決めた最大のポイントは、導入テストの結果とプレス型の3D複合面の加工方法に合致したことと、荒取り加工データ作成に優れていたことである。導入後は、自動化に向けての開発をスタートし、改善に改善を重ね今に至る。

ダイカスト金型製作では、形状が深い且つ複雑なため、様々な見地から5軸の検討を始めた。
5軸加工機の導入をきっかけに、3軸ツールパスを自動で同時5軸ツールパスに変換するWorkNC Auto5の導入を決めた。他のCAMの導入も検討したが、既にプレス・樹脂型で使用しているWorkNCの利便性は充分理解していたことと、特に3軸ツールパスを自動で同時5軸ツールパスに変換するというAuto5の機能に共感したのが導入のきっかけである。


▲WorkNCオペレーション風景


▲CAMオペレーションルーム


導入の効果

「WorkNCを導入するや否や、荒加工データ作成時間が半減しました!手作業でデータ作成を行っていたものが自動処理になり、以前は時間を要していた確認作業も減り、大幅な時間短縮を実現することができました。NCデータ作成時間と機械加工時間の短縮化により、業務を内製化することで、コスト削減にも貢献し多大なメリットを受けました!」(千葉氏・高橋氏)

「Auto5を導入したことで、切削加工範囲が広がり、放電加工が少なくなったことで、トータルの時間短縮ができました。5軸加工はハードルが高い加工なので、3軸ツールパスを自動で同時5軸ツールパスに変換できることがAuto5を導入した決め手です。もちろん、エラーがでてしまった場合はやり直しが必要ですが、固定5軸で全て角度を決めて加工することを考えたら相当大変なことなので、大分楽になっていると思います。また、現行のFORESTERマイナーチェンジのタイミングで次世代ボクサーエンジンに変更となり、そのエンジンの金型製作ではWorkNCがNCデータ作成期間短縮に加えて、内製加工量増大に活躍してくれました。」(河野氏)

「WorkNCのカスタマイズを利用し、WorkNCの使い方を知らなくてもワークゾーンを自動作成する機能を確立しました。他のCADから指示することで、WorkNCが自動起動し、経路計算後、NCデータを出力する、完全に近い自動化システムの構築を行いました。今では、形状加工・小物部品フランジリフターやスクラップカッターは完全自動でデータを作っています。汎用的なシステム構成のため、他の加工へも応用し、常に自動化を進化させています。」(酒井氏)

「WorkNCはプレス・樹脂・ダイカスト金型用に使用しており、簡単操作で手間がかからずNCデータが作成できると実感しています。複数のCAMを駆使してNCデータを作成しますが、作業者からはWorkNCの操作性が一番良いと言う声が聞かれます。教育工数も、半日も掛からずに習得してしまいます。」(高橋氏)

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WorkNCへの要望・今後期待すること

「自動化へ向けてのツールとしてWorkNCを有効活用していますが、今後も更なる自動化を目指して欲しいです。また、現場からも自動的にデータを作成できるようになると、より一層効率化が実現します。形状の特長を認識してNCデータを作成できたりする機能が拡充すると有り難いです。WorkNCの適応範囲を増やしていただくことで、自動化をより確立できるようになると感じています。 また 、WorkNCの事ではありませんが、設計とCAMとの遣り取りにおいて、あるビューワを利用しています。実際は、業務効率をアップするためにも、現場との間でNCデータと一緒に使えるビューワを使用したいと考えています。そこで、セスクワ社のWorkXPlore 3Dを使用すれば、WorkNCとの互換性はもちろん、我々の希望に近いことができるのではないかと思っていますので、弊社に合った機能改善を期待しています。」(高橋氏)

「WorkNCに限ったことではありませんが、ホルダーの干渉を回転形状でしか設定することができないため、加工機主軸の干渉をシミュレーションで確認する必要があります。四角のホルダー形状など、そこまで見てもらえるようなシステムになると助かります。」(酒井氏)


▲同時5軸加工風景


▲5軸加工機


今後の展開

「今後は、更なる自動化を目指すことと、5軸加工工法の標準化が必要と考えます。」(河野氏)

「3軸加工では、セスクワ社への要望でもありますが、現場でショップフロアー的に使えるようにすることが目標です。今後は既存の部品だけでなく、他の部品へも対応できるように改善していきたいです。」(酒井氏)

更なる自動化を目指し、世界の輸送機器生産に貢献し続ける富士重工業の挑戦はこれからも続く。

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